資生堂が誇る美白ケア用化粧品といえば、言うまでもなくHAKUですよね。そして、エイジングケア用のラインにはエリクシール シュペリエルがあります。
これから取り上げる「エリクシール ホワイト」はこの2つの人気ブランドの良い所どりをしたようなシリーズ。エイジングケアと美白を同時に追及できる優れものです。
ライン使いの方法には、基本的なものからHAKUとの組み合わせる応用、さらにはトライアルセットまでさまざまなパターンがあります。気になるのは、ライン使いの仕方ごとのお値段の違いではないでしょうか。
エリクシール ホワイトのライン使いの値段は?
エリクシールホワイトをライン使いした場合のお値段について、いくつものパターンごとにチェックしてみましょう。
最低限これだけは入れておきたい基本のセットから、多くのアイテムを贅沢に使うバージョン、HAKUとの値段の比較、HAKUと組み合わせた場合、トライアルセットの内容などを取り上げます。
ライン使いの値段1.基本3点の場合は1万2,636円
エリクシールホワイトは化粧水と2つの乳液が基本となります。朝用乳液には高いUVカット効果があり、またクリームも必要ありません。忙しい朝、化粧水と朝用乳液の2ステップでスキンケアが完了するのでとっても楽ちんです。
夜のスキンケアも化粧水と乳液の2ステップ。こちらの乳液には美白成分がしっかり入っています。HAKU3点のライン使いに比べると60%ほどの価格でおさまるので、同じ資生堂の中でもリーズナブルなシリーズといえます。
▼1万2,636円の内訳
- クリアローションC(化粧水)…4,320円
- クリアエマルジョンC(乳液)…4,860円
- デーケアレボリューションC(朝用乳液)…3,456円
ライン使いの値段2.豪華8点の場合は3万888円
次は、基本の3点に加え、メイク落とし、洗顔、パック・マスク、収れん化粧水、マッサージを贅沢に使うパターン。リーズナブルなシリーズとはいえ、ここまでやると結構なお値段に。HAKUのライン使いよりも高くなります。
▼3万888円の内訳
- メーククリアオイル(メイク落とし)…3,240円
- クレンジングフォーム(洗顔)…2,916円
- クリアローションC(化粧水)…4,320円
- クリアエマルジョンC(乳液)…4,860円
- デーケアレボリューションC(朝用乳液)…3,456円
- スリーピングクリアパックC(パック ・ マスク)…3,456円
- トーニングローション(収れん化粧水)…4,320円
- トーンアップマッサージ(マッサージ)…4,320円
ライン使いの値段3.【比較!】HAKUの場合は2万1,060円
ここで、エリクシールホワイトと比較されることの多いHAKUの値段を見てみましょう。HAKUは公式サイトに定価の記載がないので、ここではアマゾンの価格をもとにしています。
▼2万1,060円の内訳
- アクティブメラノリリーサー(化粧水 )…4,860円
- インナーメラノディフェンサー(乳液)…5,400円
- メラノフォーカスV(美容液)…10,800円
ライン使いの値段4.エリクシール ホワイトにHAKU追加の場合は2万3,436円
エリクシールホワイトの基本3点に、HAKUの美容液を加えて美白効果をさらに高める組み合わせです。
▼2万3,436円の内訳
- クリアローションC(化粧水)…4,320円
- クリアエマルジョンC(乳液)…4,860円
- デーケアレボリューションC(朝用乳液)…3,456円
- メラノフォーカスV(美容液)…10,800円
※1~3はエリクシールホワイト、4はHAKU
ライン使いの値段5.HAKUにエリクシール ホワイト追加の場合は2万4,516円
HAKUのライン使いにエリクシールホワイトを組み合わるパターン。化粧水、乳液はHAKUにもあるので、ここでは朝用乳液を追加しています。HAKUには強いUVカット効果がないため、エリクシールホワイトの朝用乳液でしっかりガードするのはなかなか良い組み合わせ。
▼2万4,516円の内訳
- アクティブメラノリリーサー(化粧水 )…4.860円
- インナーメラノディフェンサー(乳液)…5,400円
- メラノフォーカスV(美容液)…10,800円
- デーケアレボリューションC(朝用乳液)…3,456円
※1~3はHAKU、4はエリクシールホワイト
ライン使いの値段6.トライアルセットは基本3点で1,188円
エリクシールホワイトには公式サイト「ワタシプラス」だけで限定発売されているトライアルセットがあります。
基本の3点セットがこちらのお値段。現品でそろえた場合の9.4%と、かなり控えめな価格になっています。
▼1,188円の内訳
- クリアローションC(化粧水)30mL
- クリアエマルジョンC(乳液)18mL
- デーケアレボリューションC(朝用乳液)5mL
がセットになって、送料無料。
WEB限定特典の「天然コットン」もついてきます。
資生堂の高品質な化粧品で、エイジングケアと美白ケアの両方を体験できるのはエリクシールホワイトだけ。ちょっと試してみたいとき、トライアルセットはとっても便利ですよね。
エイジングケアと美白の両方を実現するエリクシールホワイト
エリクシールホワイトは、たっぷりの潤いでツヤ肌を取り戻すエリクシールシュペリエルの効果を受け継いでいます。
- 厳選成分クレソンエキスBG…オランダカラシエキス、ブチレングリコールによる保湿効果
- 独自成分イノシトールCP…イノシット、酵母エキス、グリセリンによる保湿効果
- コラーゲンGL…水溶性コラーゲン、グリセリンによる保湿効果
資生堂が誇るエイジングケア処方によって、美肌の人にしかできないという頬の「つや玉」が作られます。
そして、美白ケア用化粧品として最も有名といってもいいHAKUから、美白効果を受け継いでいます。
- m-トラネキサム酸…メラノサイトの活性化を抑えてシミができるのを防ぐ
- 4MSK…メラニン色素が過剰に作られるのを防ぐ
この2つの成分はHAKUの効果の秘密ですが、エリクシールホワイトにはその両方が配合されているのですからスゴイですよね。紫外線によるメラニンの生成を抑制するだけでなく、シミができやすくなる条件である、肌の慢性的な炎症状態にアプローチするところも同じです。
ただ、美白成分の中では資生堂が採用しているこれらの成分は肌への刺激が少な目です。言い換えると、できてしまったシミにアプローチするにはあまり強力ではないということ。強力な成分としてはハイドロキノンが有名です。資生堂の化粧品にはハイドロキノンのような肌を強く刺激する成分は含まれていません。美白成分の中でハイドロキノンは強いが危険も?かずのすけが副作用に注意喚起
エリクシールホワイトとHAKUの併用はあり?
エリクシールホワイトとHAKUの成分の共通点にふれました。主要な美白成分には同じものが使われています。だとすると、エイジングケア処方の分だけエリクシールホワイトが優れていることになるのでしょうか。
そう単純に答えは出せないでしょう。値段の比較で見たようにHAKUの方が高額。美白効果についてはHAKUに優位性があると考えるのが自然です。それはどのようなものでしょうか。真っ先に思いつくのが濃度の違い。濃度については公表されていないので断定はできませんが、美白成分は共通だとしてもHAKUの方が濃度が高く、その分、美白効果が強いということではないでしょうか。
良く言われているのが、
- HAKU…気になるシミを積極的に改善する
- エリクシールホワイト…肌のトーンを明るくし、透明感を出す
といった目的の違いです。
しかし、シミを消す目的と、透明感を出す目的とで、肌への働き方は具体的に何が変わるのでしょうか。美白成分は共通なのですから、残るのは作用の強さの違い以外にはないでしょう。シミに対しては強い働きかけ、透明感に対しては優しい働きかけ、というように。
つまり、エリクシールホワイトを使えばHAKUが要らなくなるというわけではなく、肌の白さそのものを求めるなら、やはりシミに強く働きかけることができるHAKUとの併用が有効でしょう。
最後にひとつ付け加えておきたいのは、エリクシールホワイトにある「つや玉」の効果です。つや玉は頬にできる光の玉で、美肌の象徴とえいます。つや玉によって色白な印象が強調される可能性はありますが、つや玉そのものは「肌の白さ」ではありません。うるおいから生まれる肌の均一なハリです。これに光が反射して肌を明るく見せてくれるのです。これなどもHAKUとエリクシールホワイトでは、美白の目的が違うと言われる理由なのでしょう。